保険を見直そう⑥おさらい

 今まで見て見ぬふりをしてきた保険の世界ですが、複数の保険アドバイザーさんに会うことによって俄然興味がわいてきました。もう一度おさらいしてみます。

「掛け捨て型」か「積み立て型」か

 保険には、会社で加入する社会保険や国民健康保険などの他に、任意で加入する保険があります。それには多くの種類があり、よく知られているものとして、生命保険(死亡したときの保険)、損害保険(自動車保険、海外旅行保険など事故トラブル系の補償)、医療保険(病気、ケガ、入院等の医療費保障)が挙げられます。
 また、「掛け捨て型」と「積み立て型」があり、「掛け捨て」はある一定期間を定額の保険で保障するもので、満期になると契約が終了します。
 一方「積み立て」とは、毎月定額の保険料を支払い、満期になると満期返戻金としてお金が戻る、貯蓄性と保険機能がついた保険です。
 保険料の目安はそれぞれですが、「掛け捨て型」であれば20代なら2000円~3000円くらいの商品もあります。
 一方、「積み立て型」は月1万円くらいは必要になります。年代により必要な保障内容も変わるので、適宜保険の見直しをするとよいでしょう。

保険で銀行預金以上の利回りを

 保険の「積み立て型」は”貯める”ために有効であり、払い込んだ保険料より、満期や解約時に戻ってくる解約返戻金や、契約で定められた一時金などの額のほうが多くなるものもあります。利回り換算すると、銀行預金などより有利になる”得する”保険をみつけられます。
 たとえば、低解約返戻金型とする代わりに満期の解約返戻金が支払い累計を大きく上回る終身保険や定期保険。ほかにも運用に応じて保険金が決まる変額保険では、保険料総額以上の死亡保険金が設定されているものもあります。
 保険は国内外の多くの会社が競争を続けている分野なので、条件次第で利用者のメリットが大きくなる商品が出てきています。
 ただし、保険は専門知識が必要な複雑な商品ですので、各社の保険を比較しアドバイスしてくれる保険アドバイザーや街の保険デスクなどに相談して選ぶことをお勧めします。

保険の正しい見直しとは

 生命保険の見直しというと、今と同じ保障内容で安い会社を探したり、安い商品に替えると考えがちです。しかし、それにより必要なときに必要な保障が受けられないのは本末転倒です。保険の見直しとは、優先順位をつけて必要な保障を選択することです。
 専業主婦が多かった高度成長期は、一家の大黒柱である夫が死亡しても妻と子どもが路頭に迷わないようにと、死亡保障を手厚くすることが多くありました。しかし、現代は若くして亡くなる人の数はどんどん減っていることが統計上あきらかだし、共働きで妻にも収入があれば、昔ほど重視するものではありません。遺族年金もあります。
 それよりも先に検討したいのは医療保障です。平均寿命が伸びた現代では、長生きをすればその分病気のリスクは増えます。それを保険でカバーするよう検討してみましょう

まとめ

 最後に「積み立て型」と「掛け捨て型」のメリットとデメリットをまとめてみました。

【積み立て型】毎月定額を支払い、満期になるとお金が戻ってくる
<メリット>
・一定の期間を過ぎると、支払った保険料よりも多くの保険金が戻る場合がある
・解約すると返戻金が支払われる
・保険の保障を受けながら毎月積み立てができる
<デメリット>
・同じ保障内容の掛け捨てよりも保険料が高い
・支払った保険料よりも保険金の額が下回ることがある
・満期日前に解約すると元本割れすることもある

【掛け捨て型】一定期間定額の掛金で保障してくれる
<メリット>
・同じ内容の積み立てよりも保険料が安い
・必要な保険を必要な金額、期間だけ掛けられる
<デメリット>
・支払った保険料が返ってこない(返ってきても金額が少ない)
・貯蓄性がない
・一定期間で保障が切れてしまう
・次回、同じ内容で加入すると保険料が高くなることがある 

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